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内装リフォームにおいてクロスの張り替えと床の張替えは、

面積が広いため部屋イメージ一新や古臭い感じを一掃するための劇的な効果を期待できるものです。

クロスと床を一緒にまとめて内装リフォームや予算の都合でどちらかだけなどのケースがありますが、

クロスと床の張替えの基本をそれぞれ簡単にまとめました。

 

 

クロスの張り替え

とにかくリーズナブルに張り替えたいというときは、

機能性やデザイン性が抑えられているスタンダードなクロスを選ぶことになりますが、

シンプルながらたくさんのサンプルがありますから、好みに合うものが見つけられるでしょう。

機能性にこだわるなら、傷に強く汚れが拭き取りやすい、

消臭機能・アレルギー対策などの高性能クロスがそろっていますし、

デザインを重視するなら色や柄付きのインテリア性の高いクロスを選びます。

好みのクロスがいくつか絞れた後にはサンプル帳の小さな切れ端だけではなく、

担当者に品番を伝えて大きなカットサンプルを手配してもらいましょう。

大きなカットサンプルを見ることでクロスを張ったときのイメージがより鮮明になり、

実際に張り替えたときにイメージと違ったという失敗を防ぐことができるのです。

クロスの張り替えの費用はメーターで計算されることがほとんどで、

スタンダードクロスなら1mが750円～900円程度が目安となり、

4畳半なら15,000円～450,000円程度が相場となっています。

 

 

床の張替え

床の張替えの目安は、フローリング15年～20年程度、

クッションフロア10年程度、畳10年～15年程度が一般的です。

劣化の度合いは様々な要素で変化しますから、

はがれや凹みが目立ったり音がなる場所が複数あったり

色あせが目立つようなら張替えの時期といえるでしょう。

DIYによって床の内装リフォームができれば、

内装リフォーム業者に依頼する場合と比べると費用を数万円安くできる場合もありますが、

床の張替えリフォームは難易度が高く途中で諦めて

業者に依頼して最初から業者に頼むより高額になってしまったり、

完成したもののきしみがひどかったりとプロの仕上がりとは程遠いものとなってしまいます。

内装リフォーム業者による床の張替え費用は、

床材の費用と工事費などの合計となり、

もとの床と張り替える床材の組み合わせにもよりますが50,000円程度から100,000円程度が相場です。

床の張替えの施工期間は、もとの床材の上から新しい床材を張る「上張り」か、

もとの床材をはがす「張替え」かによって必要な日数が変わり、

6畳のクッションフロアからフローリングへの張替えなら1日、

8畳の畳からフローリングへの張替えは2日程度が必要となります。

 

 

リフォーム会社選びの注意点

内装リフォームを依頼するリフォーム業者を選ぶ時に注意したいのが、

内装リフォームを得意分野とするリフォーム業者を見極めるということです。

たとえば以前水回りのリフォームでお世話になって満足しているからといって、

内装リフォームを依頼しても同じように満足のいく施工をしてくれるとは限りません。

より確実にクオリティの高い施工をしてくれる業者を探すなら、

総合的に展開している業者よりも内装専門業者から探すのが一番です。

業者の数は少ないものの内装専門に絞っているだけに、

オールマイティな業者よりも内装のプロ中のプロという仕事をしてくれます。

内装専門業者が見つからなければ、内装実績が豊富な総合業者のホームページをチェックして、

内装実績の4割以上が掲載されている業者を目安に選びましょう。

 

 

リフォームは部分的に依頼するケースが多くなりますが、

住宅は全体が同時進行で傷んでいきますから、

統一感や作業の同時進行の効率化による料金の割引などを考慮して、

気になるところだけでなく周辺を含めた見積もりも同時にとって検討するといいでしょう。