門から敷地内に入り玄関まで続くアプローチのデザインが良いと、帰宅するたびに気分が盛り上がります。また、来客時は訪れる人の心も和むでしょう。外構工事は、住宅のイメージに合ったデザインも大切です。全体の雰囲気に合わせて、素敵な玄関アプローチを目指しましょう。

 

動線を考えた外構工事

住宅を建設する際に外構工事は後回しになってしまいがちですが、玄関アプローチの存在は大きく、来客時に目にとまりやすい部分でもあります。訪れる人に良い印象を与えるために、フェンスや門、外壁やドアとバランスの取れたまとまりのあるデザインを目指したいものです。

 

また、敷地内に入ったあとの動線も重要になります。玄関までの道のりが移動しにくいとストレスになるので、スムーズに足を運べる動線を考えましょう。ただ、玄関から敷地外の道、道路まで見通しが良すぎてしまうのもプライバシーの面で不安が残ります。

 

長く安心して暮らすためには、プライバシーが守れる設計も肝心です。開放感を大切にしながら、安全性も視野に入れる必要があります。

 

また、車を頻繁に利用する場合は、駐車場から玄関アプローチまでの道がカギを握ります。移動しにくい動線では、通勤時、お出かけのたびにめんどうです。円滑に移動できる玄関アプローチを設計しましょう。

 

外構工事のデザイン

玄関アプローチは種類があり、住宅のイメージや環境に合わせて選ぶのが基本です。
タイルは、デザインのバリエーションも豊富で、選ぶ楽しみがあります。

 

外構工事の際は、ヨーロピアン風、北欧モダンなど、住宅のデザインに最適な商品を選びましょう。
注意したいのがほかの素材に比べると滑りやすいことです。ただ、タイルの中でも滑りにくい商品もあるので、リスクを考え慎重に選定しましょう。

 

コンクリートも滑りやすいという問題点はありますが、強度の高さが利点です。丈夫で耐久性が高く、雑草が生えにくいというメリットもあります。レンガは、オーソドックスで温かみのあるデザインが魅力です。

 

設計の際は、転倒しにくく、歩きやすいデザインを選びましょう。石は、落ち着きのある雰囲気が魅力です。シンプルですが、ほかの素材を組み合わせてコーディネートを楽しむという方法もあります。

 

枕木も玄関アプローチでポピュラーな素材です。ほかの素材に比べると滑りにくく、素朴でナチュラルな雰囲気に仕上がります。こちらも安全性を考慮した設計が要です。

 

洗いだしは、コンクリートや樹脂が形成される前に洗い流して砂利を全面に露出させたものです。美しく仕上げるためには、技術が必要になります。こちらの方法を希望する場合は、玄関アプローチで洗いだしの工事を得意とする業者を選定しましょう。

 

プライバシーを考慮した外構工事

住宅を長く愛するためには、エクステリアのデザインも大きく関わります。フェンスや門扉、門柱、お庭のセンスが良いと、イメージアップできます。毎日快適に過ごすためにも、外構工事をおこなう際は、使いやすさやデザインにこだわりましょう。

 

オープンタイプは、開放的で明るい印象があります。プライバシーより広さを追求したい、オープンであることが大切…そのような人に最適です。クローズタイプは、プライバシーを考慮したタイプです。外側からの視線をシャットアウトできます。

 

セミクローズタイプは、2つの良い点を組み合わせたタイプです。プライバシーを考慮しつつ、開放感も大切にしたい場合におすすめできます。迷ったときは、セミクローズタイプを選ぶと良いでしょう。

 

まとめ

玄関アプローチの雰囲気が良いと、帰宅し玄関までの道のりを歩くのが楽しくなります。外構工事の際は、住宅全体の雰囲気に合わせた素敵なデザインを選びましょう。

 

また、安全性を考慮した素材選びも重要です。タイルや石、レンガ、洗いだしなど種類も豊富なので、外構工事の際は環境や状況に合ったタイプを選定しましょう。