歯磨きをしたり顔を洗ったり、洗濯機を動かしたりと、毎日使う洗面所の使い勝手はいかがでしょうか。細かなモノが散乱したり、いまひとつすっきり片付かないと思う方もいるのでは？

 

水回り全般にいえますが、家族みんなが使う場所なので使い勝手が微妙になることもあります。そこでおすすめしたいのは、ちょっとしたアイデアリフォームです。たった少しのアイデアで洗面所を生まれ変わらせてみませんか。

 

よくあるストレス

水回りのなかでも、洗面台を長時間使う機会はそうそうありません。だからこそ、水回りリフォームでは後回しになりがちです。しかし、洗面台の下では、さまざまなストレスがかかることも。

 

・なくなったと思って買ってきたら洗面台奥からストックが出てきた。
・家族と収納の仕方が違うから、使いたいときに必要なモノが見つからなかった。
・なんとなく収納する場所がなかったから、とりあえず洗面台下や棚、引き出しに突っ込んでおいた。

 

など、水回りのなかで洗面台まわりのストレスは計り知れないものがあります。このストレスを改善できるアイデアリフォームこそ「収納」にあります。

 

収納棚をつくるのは時間も労力もかかります。しかも、洗面台の下や上の方は普段から視界に入らないため、放置しがちです。リフォーム業者によって「収納の造作」が可能になります。ぜひ、これからの情報を参考にしてみてください。

 

洗面台下には何を収納するのか

洗面台で使うモノを収納します。例えば、化粧品やコンタクトレンズなどをカゴに入れて収納すると便利です。

 

高さがある洗剤や清掃用品などを収納するのも良いでしょう。しかし、洗面台下は奥まで目が届きにくく、モノの出し入れがしにくくなります。

 

そのため仕分けをしたらジャンル分けをします。かがんで取ることになる洗面台下には、床を掃除したりするかがむ姿勢で出し入れできる洗剤や掃除用品を収納します。

 

収納棚には何を置くべきか

洗面台付近で使用するモノを起きましょう。タオルや歯ブラシ、洗顔料、化粧水、ティッシュ、カミソリなどの日用品を置くと使い勝手も良くなります。

 

また、水回りのなかでも洗面所は特殊です。洗濯機置き場や脱衣所も兼ねている場合もあります。その際は、洗剤や脱衣かご、バスタオルなどを置くスペースにすると良いでしょう。

 

鏡裏や壁際の収納棚にはタオル、化粧品やコットン、綿棒など、使用頻度が高くて散らかりやすいモノを収納します。

 

洗面所の引き出しには何を入れるべきか

洗面台の造りによりますが、引き出しが備わっているなら生活導線に沿ったモノを収納します。ドライヤーなど毎日使うヘアケア用品を引き出しに収納しましょう。

 

使用頻度ごとに収納場所は1つと決めるのがコツです。隙間があっても使用頻度の異なるものを一緒に入れないようにしましょう。

 

隠す収納と魅せる収納

水回りはどうしても暗い空間になりがちに。そこで水回りアイデアとして隠す収納と魅せる収納を組み合わせてみましょう。おしゃれな収納棚（壁掛け家具）を設置して、見せる収納にしてみましょう。造作もできるので難しく考える必要はありません。

 

例えば、鏡の横に棚をつけると、よく使うモノが手に取りやすく、しかも容器などがおしゃれならそれだけで魅せる収納になります。洗剤のラベルも海外チックであれば、インテリア性も高くなります。隠すより魅せる収納をおすすめします。

 

壁に付けられる家具はいろいろなタイプがあります。マスになっていたり、板状になったタイプもあります。好きなレイアウトで色違いのラックを造作するのもおしゃれです。

 

背伸びして取り出すような高い場所のモノは、取っ手付きのケースが何かと便利。種類が違うものでも同色ケースで揃えれば、見た目もすっきりします。こちらは隠す収納です。

 

おわりに

水回りで後回しになりがちの洗面台のストレスを解消するためには、収納問題を解決することもポイントに。ぜひ、水回りリフォームに取り入れてみてください。